相撲は長きにわたる由緒正しきスポーツです。
相撲は別名を「角力」と言い力を比べるという意味になります。
何故、角力というと昔の時代は今の時代よりも力自慢の人が多かったんですよ。
しかし当時は力を人々に示せる場所がなかったのです。
では一体この有り余る力をどこで発揮すれば良いかと試行錯誤を繰り返しました。
そして一つのアイデアが閃いたのです。
それは誰か一番強いかを決める腕相撲大会をトーナメント方式で開催したことが由来となっています。
由来は分かりましたが元々は何の為に行っていたのかを説明いたしましょう。
昔は日照り続きで中々豊作物が実りませんでした。
ですから食べるに困って餓死寸前にまで追いやられていたそうです。
そこで力と力のぶつかり合いをする大会で優勝した折には食べ物1年分という豪華賞品が与えられたことでしょうね。
1つでも豪華賞品があると張り切って大会に参加するものです。
従って優勝者には豪華な賞品が与えられる、次第に町も人も活気づくといった目的もあります。
それが脈々と受け継がれていき優勝者の賞品が賞金に変わっていったんですね。
何だか昔から賞品があったのも、これで頷けますよね。
これ程伝統のあるスポーツは他に見当たらないと思います。